コンテストという煌びやかな世界とは無縁だと思っていた私でしたが、2021年2022年と自分の存在意義を見つめ直す機会があり、人生の岐路に立ちました。その時、「新しい自分を発見するために、まだチャレンジしたことのないことをやってみよう」と思うようになりました。
様々なコンテストがある事は知ってましたが、HERITAGE PAGEANTS JAPANのカラーである「内面から放たれるその人の本質を磨いていく」という考え方や「準備期間を含めた成長過程も重視する」という部分に対して、自分の求めているものが得られる経験の場になりそうと思い挑戦することにしました。
それだけでなく各国のHERITAGE(文化遺産、自然遺産など)の価値を表現を用いて発信していく独自のコンセプトにも魅力を感じました。
なぜなら私自身が日本の歴史や着物が好きなこともあり、
国内外での文化交流で日本の伝統舞踊を披露をしたり、自然を守り共存していく考えを大切する生活をしているからです。
2023年の日本大会、2024年の世界大会の準備では
特技披露では何をしよう?
私にしかできないことは何なのだろうか?
衣装はどんな形や色が自分に似合うのか?
この衣装ではどんなポージングがいいのか?
など、特に質疑応答の練習では自分が伝えたい事、表現する事、何をしたいのかを考える事で自分と向き合う時間が多くあり、とてもいい経験になりました。
衣装に関しては、デザインや縫い物が得意な友人の力を借り
カルチャーテーブルディスプレイという各国の紹介や表現をする場には、工作が得意な父の力を借りました。
今回の挑戦は自分の成長だけでなく、2人の息子たちに年齢に関係なくチャレンジする事の楽しさと達成した喜びを見せてあげる事ができたと思います。
世界各国から集まった代表達との時間では、自分の意思表示をする事が当たり前で、どの国の代表も積極的に自分の意見を口にしていました。
そう言った面では謙遜や遠慮が美学とされている日本文化に慣れ親しんできた私からするとカルチャーショックも多かったですが、
自分の意見をしっかりと伝える事の大切さも知ることができました。
そして、言葉がスムーズに通じなくても心は通じるという事や、単なるライバルではなく大会に挑戦する同志として、
多くのシーンで助け合いがみられたことには大変感動しました。
出場予定国の中にはビザの関係で参加できなくなったり、国内の治安悪化で出国できなくなった国もあり、
世界に出たからこそ知ることのできた日本の恵まれた環境にも改めて感謝がうまれました。
私がHERITAGE PAGEANTS JAPAN2025に挑戦するか悩んでいる方へお伝えしたいのは、悩むという事はやりたい気持ちがあるという事だと思います。
その心の声を素直に受け止めてチャレンジしてみて下さい。
挑戦する過程で、自分の得たい物、感じたい事が経験でき、自分と真摯に向き合い終わった時には、やってよかった!と必ず思える事があります。
自分の可能性を信じて下さい。
HERITAGE PAGEANTS JAPAN2025の運営に関わる方々は、皆さんのチャレンジと成長に寄り添い続ける温かい場所を用意してくれています。
私もこの素晴らしい経験をさせて頂けたことに感謝し、この経験を糧にこれからも成長し続けて、新たな可能性を魅せられる人でありたいと思います。
このような大きなチャンスをいただき、素晴らしい賞を受賞できたことを本当に嬉しく思います。
私自身このような舞台に立てるということを考えたことがなく、
お話をいただいた時も世界という規模の大きさに非常に驚いたことを今でも鮮明に思い出します。
今回、HERITAGE PAGEANTS INTERNATIONALに参加したことにより、
本当にたくさんの貴重な経験をさせて頂きました。
行く前から、賞の受賞を目指すだけでなく、
別の目標として、自分自身の笑顔が世界でどれだけ通用するかという目標を密かに持って望みましたが、
英語力の不足もあり、主催者や参加者とのコミュニケーションが100%の状態で出来なかったことが反省点です。
しかしながら、笑顔は最大のコミュニケーションツールで、
各国の代表からBIG SMILEと呼ばれるなど、僕=笑顔と印象付けることが出来ました。
僕自身、このことから目標達成は出来たのではないかと思っております。
今回の大会はHeritageということで伝統や文化、
歴史をテーマとしたコンテストでタイの食文化、生活、伝統的なスポーツ「ムエタイ」などに触れ、
タイについて楽しく学ぶことが出来ました。
そして完璧な英語力ではなかったですが、翻訳機能等を使い、
日本の伝統や文化、歴史なども各国の方々に、伝えることが出来き、
日本のことも興味を持ってもらえたことをとても嬉しく思っております。
今回のプログラムの中で質疑応答がありました。
質問の意味は理解できたのですが、思っていた以上に明確なことを伝えることが出来ず、
抽象的で中途半端な回答をしてしまったことは反省しております。
海外の方と比較すると、日本人は自己表現が曖昧になりやすく、その点については今後の課題となりました。
僕自身HERITAGE PAGEANTS INTERNATIONALに参加して
自分自身の課題、現在の自分と向き合うことが出来、人生に残るような貴重な時間を得ることが出来ました。
「挑戦なくして栄光はない」
今、参加を迷ってる方々にはチャレンジこそが自分の成長に繋がることを信じてもらいたいです。
そしてぜひそのチャレンジの場がこのコンテストであり、様々な体験・経験してほしいと思います。
きっとこの体験・経験があなたの財産になることだと思います。